理事長の想い
「世界を変えるのはオレたちだ!!」
この言葉は、FDJCを設立したときから、私が変わることなく抱き続けている信念です。
世界を変えるのは政府だけではありません。
世界を動かすのは、一人ひとりの行動であり、国境を越えてつながる民間人の力です。
ビジネスの世界では、企業や経済人が国境を越えて活発に交流し、新しい価値を生み出しています。一方で、「平和」をテーマに、民間人同士が継続的に対話する場は、驚くほど少ないのが現実です。
私は、その空白にこそ、世界平和への鍵があると考えています。
政府間では、外交上の立場や利害関係から踏み込めないテーマがあります。自国の社会課題や歴史認識、価値観といった繊細な問題は、ともすれば内政干渉と受け取られかねず、本音で語り合うことが難しい現実があります。
しかし、民間人同士であれば違います。
それぞれの国を愛する青年が、互いの国の課題について率直に意見を交わし、「私たちならこう考える」という視点から解決策を提案し合うことができます。そして、その対話から生まれた世界中の青年のコンセンサスを、各国政府へ届ける。それがFDJCの目指す「未来対話」であり、民間外交です。
2018年にFDJCを設立して以来、世界では戦争や紛争が減るどころか、むしろ増え続けています。
私は今だからこそ、未来対話という民間外交が必要な時代になったと確信しています。
世界は今、グローバリズムからナショナリズムへと大きく揺れ動いています。しかし、歴史を振り返れば、その振り子が極端に振れたとき、国家間の対立は激化し、戦争へと発展してきました。
だからこそ私は、グローバリズムでもナショナリズムでもない、その均衡を保つ新たな考え方が必要だと考えています。私はその姿を「グロナリズム」と呼びたいと思っています。
その均衡を支えることができるのは、国家ではなく、世界中の民間人による継続的な対話ではないでしょうか。
ビジネスには世界中を結ぶネットワークがあります。
私は、それとは別に、「平和のための世界ネットワーク」を築きたい。
国境を越えて友情を育み、互いを理解し、いざという時には対立ではなく対話を選べる関係を築く。それは、世界の平和を支えるもう一つのセーフティーネットになると信じています。
FDJCは、50歳までの青年が主体となって活動する団体です。
だからこそ、この理念は一人の理事長で終わるものではありません。未来を担う青年たちが受け継ぎ、さらにその次の世代へと脈々と引き継がれていく運動であってほしいと願っています。
世界を変えるという挑戦は、一人の人生では成し遂げられません。
しかし、志は受け継ぐことができます。
未来対話という運動が世代を超えて世界へ広がり、民間外交という文化が根付き、その先に恒久的な平和が実現することを、私は信じています。
「世界を変えるのはオレたちだ!!」
この言葉は、私だけの言葉ではありません。
未来を信じ、行動するすべての青年へのメッセージです。